【HSP(繊細さん)】は生まれつき!ありのままの自分を受け入れよう!

こころ

 

日常生活での中で、

「細かいことに気が付きすぎて疲れる」

「敏感でストレスを感じやすい」

そんなことを感じている人はいませんか?

思い当たる節がある人はもしかするとHSPかもしれません。

 

HSPは生まれ持った敏感気質のことで、「繊細さん」とも呼ばれています。

日常生活で「生きづらい」と感じている人は、HSPの特徴に当てはまる可能性が高いです。

 

では、HSP(繊細さん)とは一体どんな特徴があるのか見てましょう!

 

この記事は、こんな方におすすめです⬇︎
  • 細かいことを気にしすぎる性格
  • 些細な言葉で傷付いてしまう
  • 物事を深く考え込んでしまう
  • 日常生活で「生きづらい」と感じている

 

HSP(繊細さん)とは?

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略称

 

アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した心理学上の概念

生まれつきとても敏感な人のことをHSPと呼んでいます。

ほかの人が気づかない細かいことにもよく気づき、深く考える性質を持っているのが特徴です。

 

これまでHSP気質の人のことを、

  • 「神経質」
  • 「心配性」
  • 「デリケート」
  • 「ナイーブ」

などネガティブなイメージの言葉で表現されてきました。

 

ここ数年でHSP気質の人のことを、繊細さんなどと表現し注目されています。

 

HSP(繊細さん)の特徴

人口の約20%(5人に1人)は、HSPだといわれています。

 

HSPの人には「DOES(ダス)」とよばれる特徴があります。

 

  1. Depth of processing】深い処理能力
  2. Overstimulation】刺激を受けやすい
  3. Empathy and emotional responsiveness】強い共感能力
  4. Sensitivity to subtleties】些細なことを察知

 

この特徴に身に覚えがある場合は、あなたもHPSの可能性がありますよ!

 

では、1つずつ特徴をみていきましょう。

1.【Depth of processing】深い処理能力

 

  • 物事を深く掘り下げて考えてしまう。
  • 同じものを見てもそこから処理する情報量が多く、1を聞くと10のことを想像してイメージを広げられる。
  • 人の生き方や哲学的な物事に興味がある。

 

2.【Overstimulation】刺激を受けやすい

 

  • HSPでない人と比べると、過剰に刺激を受けやすく圧倒されやすい。
  • 音・におい・温度の変化などちょっとした変化を大きく受け止めてしまう。
  • 全ての刺激が心の中に入り込んできてしまう。
  • 周りの人の言動や気分に対しても敏感で些細な言動で傷つきやすい。
  • 小さなことが気になってしまう。
  • 友達との時間は楽しいが気疲れしやすく、帰宅後はどっと疲れる。
  • 映画・音楽・本などの芸術作品に感動して泣く。

 

3.【Empathy and emotional responsiveness】強い共感能力

 

  • 高い共感力に優れており、他者の気持ちや考えをよく察してしまう。
  • 周囲の人に強く感情移入しやすい。
  • ニュースや映画にも感情移入しすぎて、自分のことのように喜んだり悲しんだりする。
  • HSPの人は「心の境界線」が薄いと表現されており、つらいと感じている人の気持ちが手にとるようにわかる。
  • 人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる。

4.【Sensitivity to subtleties】些細なことを察知

  • 直感力や共感力に優れているため、些細な変化にもいち早く気がつき他者の感情の変化にも敏感。
  • 強い光や日光のまぶしさが苦手。
  • 些細な生活音(冷蔵庫の機械音・時計の針の音)が気になる。

 

HSP(繊細さん)の生きづらさ

HSPの人は、他の人が気付かない些細なことまで敏感に察知できます。

 

その敏感さを周囲の人からは、

「神経質な人」

「細かいことを気にしすぎる人」

などと言われてしまうので1人で抱え込んでしまいがちです。

 

1人で抱え込んだ結果、自己肯定感が低くなってしまうのもHSPさんの特徴です。

 

「自分はおかしいのかもしれない」

「気にしすぎる自分がいけない」

と自分に自信が持てなくなってしまうのです。

 

人間関係においても、相手のちょっとした視線や表情から感情の揺れ動きを感じ取れるため、先回りして考えを巡らせます。

ですが繊細がゆえ上手く自分の意見を表現できずに周囲の意見に合わせてしまうのがHSPの人あるあるではないでしょうか。

 

こうした日常生活で敏感になりすぎた結果、ストレスがかかり「生きづらい」と感じてしまう人が多いのです。



HSP(繊細さん)の長所

HSPではない人からは、あまり理解を得られず「生きづらい」と感じてしまいますが、繊細で敏感だからこその強みがあります。

些細なことに気が付ける

他の人が気が付けないような些細な変化や違和感に気が付けることがHSPさんの強みです。

 

HSPさんは、人の感情にも敏感で何を求められているのかを読み取り先回りして配慮することができます。

 

正確さや慎重さを求められる場面では、丁寧で細やかな配慮ができるHSPさんのパワーを発揮できるでしょう。

 

相手の気持ちに寄り添える

相手の立場に立って物事を考えられるHSPさん。

 

共感能力も高く、困っている人に寄り添って手を差し伸べることができます。

 

人のために行動できたり、細やかなケアやフォローができるのもHSPさんならではの強みではないでしょうか。

 

感受性が高く美しいものに感動する

芸術作品や音楽に心が動かされることが多いHSPさん。

 

美しい自然、青い空、青い海、街並みなどをみて「綺麗だ」と感動し涙を流してしまう人もいます。

 

他の人が気付けない部分も見落とさず、素直に感じとることができるのもHSPさんの長所です。

 

HSPは病気ではない

ここまで読むとHSPは病気なのではないかと不安になる人もいるでしょう。

 

ですが、HSPは病気ではなく「気質」です。

 

HSPの敏感さ・繊細さには理由があり、脳の扁桃体という部位(感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する)の機能が、生まれつき過剰に働いているためだと言われており、HSPは生まれ持った「気質(特性)」だったのです。

 

HSPとよく間違われるのがうつ病です。

 

この2つの大きな違いは、HSPは「気質」であり、うつ病は「病気」であるということです。

 

HSPは生まれながらの先天性で、うつ病は環境の変化やストレスなどで起こる後天性です。

 

症状が似ているため、自分がHSPなのかうつ病なのかを正しく知る必要がありますね。

 

HSPと上手く付き合っていく

HSPさんは、「病気」ではなく生まれ持った「気質」で、あなた自身が弱いわけでも悪いわけでもありません。

 

そんなHSPの特性をあなたの「個性」として、あなたの「強み」に変えていけばいいのです。

 

まずは自分自身を知るところから始めてみませんか(^ ^)

 

どんな刺激に敏感になってしまうのか、自分の感情の移り変わりを観察してみましょう!

 

そして繊細な自分を受け入れてあげることです!

 

自己肯定感が低いHSPさんですが、繊細な自分を許してあげてください。

 

自分を受け入れることができれば、あとは繊細な自分を刺激から守りましょう。

 

あなたのできるペースで大丈夫ですよ!焦らず1つ1つ実践してみてくださいね!

 

他者の感情に敏感で、共感能力が高く、人に寄り添ってあげられる優しいHSPさん。

 

「気にしすぎる」という言葉も、言い換えれば「物事の細部にまで気を配り、掘り下げて考えることができる」そんな素敵な特性を持っていると自信を持ってくださいねヽ(´ー`)

 

感受性が豊かなので、あなたに必要な情報・必要でない情報を断捨離しながら良い影響を取り入れていきましょう★

 

HSPな自分を変えるのではなく、HSPな自分を受け入れる。

 

「強み」を知り、「個性」としてHSPと付き合っていきましょう( ˘ω˘ )

 

 

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